
プロフィール
京都・四条にある「御多福珈琲」マスター。御多福珈琲のカウンター席に座ると、知らなかった人同士がマスターの独特の話術ですぐに仲良くなり、人脈が次々と広がっていくことで有名である。月に1度、知恩寺でもフリーマーケットで出店をしている。
「喫茶業の本質を追求する」
珈琲は嗜好品です。嗜好品や文化的なものは、日々の生活の中に必ずしも必要なものではなく、なくても死ぬわけではありません。それでもお客様が喫茶店に珈琲を飲みにくるのは、お客様は喫茶店に「心の栄養」を取りに来ていると思うのです。数年前にこの「御多福珈琲」という喫茶店を出店したときは、「お客様同士が話しやすいお店」「カウンターから店全体が見渡せるお店」というイメージのお店を作ろうと思いました。喫茶業の務めは、「いろいろな人とのご縁を作っていくこと」「そのご縁を長く続けていくこと」「人と人をつなぐこと」だと思っています。したがって、私は常に引き出せる情報を抱負に持っておき、紹介するお客様同士が互いに「何に興味があるか」「響くことは何か」を常に考えています。人と同じ時間を共有することはとても有意義なことだと思うのです。最終的には、お客様に「今日も楽しくお茶ができた」と思っていただきたいのです。
「間違っていないと思えれば、長くやっていける」
珈琲を飲むことは、食事をすることとは異なり、間髪空けずに飲むものではなく、長い時間をかけてゆっくり飲むものです。したがって、もちろん「おいしい珈琲を提供すること」が喫茶業にとって最も重要な要素ですが、それ以外の目に見えるもの、肌で感じるものも非常に重要な要素です。喫茶業は非常にマイナーな仕事です。喫茶店のマスターは、決して主役ではなく、あくまでもお客様が主人公であるべきだと思います。お客様が求めている「心の栄養」を提供することが私の仕事なのです。「自分がやっていることが間違っていないと思えれば、長くやっていけるし、長くやろうと思えます」「やってもやらなくても同じだと思ってしまえば、休みが欲しくなります」自分の中でしっかりと消化できることがモチベーションになるのです。私は長い時間をかけて、真面目に、間違えていないと思っていることをやっています。間違っていることを長く続けていても、0に何かを掛け続けているようなものです。
「世の中の頑張っている人を応援したい」
世の中に頑張っている人は多く存在します。そのような人の背中を押してあげることも私の役割だと思っています。人を応援するためにも、人と人を繋いでいくためにも自分を高めていかなければならないと思っています。私が1つでも多くのことに対して興味を持ち、知識を持てば、より多くの人の役に立てると思うのです。その人に対して必要な情報を提供することが私の役割なのです。そのようなことの繰り返しが結果的に私の生活を成り立たせてくれます。私は以上のことを情熱を持って、自分らしくこだわり続けていきたいと思っています。


























