【第一講座】岩崎剛幸の講演 【エンディングムービー】
3年間、情熱経営フェスタの講師を務めさせていただいた岩崎からは、この3年間を振り返りながら、「情熱経営」のあり方についてお伝えさせていただきました。
「情熱経営」を初めて世の中に対して謳ったのが2005年でした。2005年の情熱経営フェスタでは、何故情熱なのか、情熱の意味やそこに込めた思いについてお伝えをさせていただきました。
翌2006年には、その思いは一体どこにあるのだろうか、それは私たちの心の中にあるはずだということを、確認いたしました。つまり、自分自身の心の中を見る、ということをお伝えさせていただきました。
そして2007年は、この"思い"は心の中に持つというのが大前提でありながら、なおかつ、その思いが相手に伝わらなければ相手は動かないということをお伝えさせていただきました。
今、自分はどう思っているのかということを相手の方に伝えていく場を作らなければ、その思いは自分の中だけで終わってしまいます。その「想いを伝えることの重要性」を知っていただきたいのです。
3年間の情熱経営の集大成として公開したのが、「情熱経営方程式」です。情熱経営方程式は3つの言葉で作られています。
この3つの掛け算が情熱経営を実現させていくための大事なポイントとなります。これは足し算ではなく、掛け算です。どれか、0.1でもいいから、0にならなければ、これから情熱経営は前に進んでいきます。ぜひ、全ての企業に取り入れていただきたい考え方です。
上記 岩崎剛幸の講演は『情熱経営DVD』で収録・販売しております。
2006年に引き続き、衛藤氏にご登壇いただきました。衛藤氏からは、毎回、今ここにいることの幸せを感じ、今を楽しむことの大切さを感じさせてくれます。
笑いたくて笑うのではなく、笑うことで変わる。逆に言うと、相手に対して笑顔をつくるために、自分が役立とうと思い情熱を燃やすこと。それが人生の充実につながるのでしょう。
衛藤様はご自身の家族の話やなぜ心理カウンセラーになろうと思ったのかというお話をしていただきながら、人生の意義について話していただきました。
大事なことは、人間はどんな生き様であるかより、次にどうやってバトンタッチするかということです。電球磨きの仕事なら、子供が夜にその電球を通じて絵本を見ることができる。ものづくりの仕事をしている方はみな、夢を与える仕事と言えるでしょう。
サービス業であるならば、そのサービスを通じて、お客様に笑顔や感動を与えることができる。その例として代表的な企業がオリエンタルランド(ディズニーランド)なのでしょう。
「自分ができることを何かしよう。何も役に立たないでダラダラ生きるのではなく、死ぬ間際であっても誰かのためになれればと願っている。体がぼろぼろになってでも必要とされて生きたい。」衛藤氏の言葉に会場は感動に包まれました。
なんのために情熱を燃やすのか。お金のためなのか、名誉のためなのか、決してそうではありません。今日というプレゼントを誰かからもらい、人の役に立つ、人の笑顔をつくる、そのために情熱を燃やすのです。
ワタミ株式会社の渡邊社長の講演は、企業の使命というものを強く考えさせてくれました。「事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献をする」ワタミグループは、この使命のもと事業展開をしてきました。その原点にあるのが渡邊社長の仰る「幸せ観」でした。
現在は飲食事業から農業事業、介護事業や教育事業病院経営などにも幅広く手がけられています。それぞれが元々やろうと思っていたわけではなく、幸せをお客様と共有するため、必然的に広がっていったのです。
渡邊社長の基準はこうです。「もし自分の父と母がここにいたら何をしたいか」これが飲食事業であっても、介護事業であっても変わりません。そう考えたとき、儲けのためだけに、効率だけのために動くことはありえません。
親ならば当たり前にして欲しいことを実現するために努力する。この姿勢こそがワタミの幸せ観なのです。
働くことということは、そのこと自体が生きることであり、人生の目的を果たすこと。人生と言うのは、お金とか地位とか名誉を手に入れるためにあるのではない。人生というのは一生懸命働いて、「あなたがいて良かった。ありがとう」という言葉をもらって、そのプロセスの中で人間性を高めていく、これが人生であるのです。
「夢に日付を」。渡邊氏の言葉で多くの方がご存知のこの言葉の意味はこうです。夢に日付を入れて、今日という現実を毎日変えることで、「あなたがいてよかった」と死ぬときに何人の人に言われるのか、それが人としての価値を決めるということです。
仕事というのは、何のために働くのか、ということを教えていただきました。
3年間の情熱経営フェスタの締めくくりとして、船井総合研究所社長の小山より、経営者としての視点、そして小山自身の人生観から、情熱についてお伝えさせていただきました。
情熱とは、言い出したことをやりきること、だと小山は言います。それこそが小山の人生観です。自分との約束を守る。自分が言い出したことはとことんまでやりきる。途中で気を抜いたり手を抜いたりすることは絶対にしない。
成功する人には3種類の人がいるようです。1つ目は天才。2つ目は運の良い人。そして3つ目は、自分がこれだと決めたことを継続的に努力をし続ける凡人です。継続的に努力すること。これにはコツがあります。それは、自分のできることだけをやる、自分の興味があること、長所を活かして世の中の役に立つことをやる、ということです。これは、現在船井総研のコンサルティングの基本的な考え方となっている、長所伸展法の原点です。
また「人の思いには力がある」ということをお伝えさせていただきました。確信が持ててできると思ったら実現するのです。自分で確信を持てることをまず行い、それを実行すれば必ず実現します。逆に言えば、確信をもてないのなら実現しないのでやらないほうが良いのです。強く思い、確信できればその目標は叶うのです。
情熱経営フェスタ2007の最後のメッセージとして「人間の能力はすぐには変えられないけれども、人間の意識はすぐには変えられる」ということをお伝えいたしました。そのために企業経営者として、部下に対してコミュニケーションをとることが大事です。コミュニケーションとは、部下の想いを聞いて自分の 想いを部下に伝えることです。モチベーションが上がり、社員が情熱を持てば、その企業は大きな力を発揮します。社員一人一人が変われば企業全体が変わるのです。是非、「情熱経営フェスタ」を通じ感じたことを日々の人生、仕事の中に実践していだければと思います。
2009年、情熱経営プロジェクトメンバーが自信を持っておすすめするのが、