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【177号】ジェネレーションギャップを嘆く前に

2010年5月25日 16:37

新入社員が入社して1ヶ月。私にとっては、今年もまた1年、新入社員との年齢差が広がったことを痛感する季節です。

一言で言うと、ジェネレーションギャップ。多くの方が感じる場面があるのではないでしょうか。

意思がなかなか伝わらない。
自分の思いを感じ取ってくれない。
そもそも感覚が自分と違って議論にもならない。

それが「最近の若者は......」であったり、
「上の人間は頭が固くて、全然分かってくれない......」という言葉に象徴されます。

一般的に10歳も年齢の差が離れてしまうと、同じ感覚で物事を理解し判断することは困難であると言われます。ですから例えば、今年に入社した新入社員が22歳とすると、30代半ば以上の社員とでは、感覚が違ってしまうことになります。

これは社会人経験がないから感覚が異なる、というのも多少はあるかもしれませんが、そもそも育ってきた時代の環境が違うといった根本的な問題なので、いたしかたのないことなのです。

今の子どもたちは、コンピューターゲーム、インターネット、携帯電話などが普通に身近にある世の中です。「子供の頃の遊びと言えば外の公園や広場で遊んだ」とか、「デートの待ち合わせの時間と場所を間違って、連絡手段に困ったりした」などの経験談を話しても、ピンと来ない若者は意外と多いものなのです。

※ちなみに場の空気を読める人とよく言いますが、
 なかなか定義しづらい「場の空気を読める」という言葉も、
 この感覚を感じ取ることのできる能力を備えている、
 ということも一つ言えるのではないかと個人的には思います。

そんなとき、感覚が違うことを嘆き、諦めてしまうのは簡単。
でもそれで終わってしまっては、いつまでたってもジェネレーションギャップは私たちの周りにつきまといます。

発想を変えましょう。
よくコミュニケーションに関するセミナー等でお伝えしていますが、
「伝えようと理解させる」のではなく「伝わったことがすべて」として発想を変えることです。

つきつめれば、やはりお互いを理解しようと努めること
それがギャップを埋めるための決め手なのではないかと思います。

年齢差なんて気にしない......と言い切りたいものです。

(齊藤)