自分の管轄下にある業務のすべてに目を配らせ、自分の指揮下のもとで業務を行い、すべてを的確にやるべき内容を指示し、自らも動き回るスーパープレイヤー。
そんなリーダーがいたとします。
自分の管轄下にある業務それぞれにおいて、適材適所に部下にある程度権限を委譲し、自分はそのチェックやアドバイス役に回る。
日頃は、部下とのコミュニケーションに力を注ぐ温和なリーダー。
そんなリーダーがいたとします。
結果として同じ成果を上げたとしたら、きっと目立つのは前者のリーダーですが、評価されるべきなのは後者のリーダーなのでしょう。
リーダーは部下を育てながら結果を出すことが求められています。
そのためには、権限委譲をきちんと行うことができなければ、
人が育つ環境はつくれず、会社の発展にもつながりません。
でも何でもかんでも自由にやらせるわけにはいきません。
上手にコントロールするその「さじ加減」が重要なのです。
適材適所に仕事を任せるにあたっては、
管理職やリーダーは、部下のことをよく知り、よく見極めることが必要です。
そして、社員それぞれの向上しようという意欲を刺激するのです。
ベストセラーにもなった「なぜか、『仕事がうまくいく人』の習慣」(ケリー・グリーソン著)の中にも、人に仕事を任せる能力は管理職としての実力を大きく左右すると述べています。
そしてその著書の中で、仕事を他人に任せるのがうまい人は、
・ある職務に誰が適任か、よくわかっている
・目標をはっきり説明する
・業務遂行に必要な情報をすべて渡す
などといった特性があることを触れています。
これらは意識しさえすれば、どんなリーダーも身に付けることができるのです。
リーダーは権限委譲で結果を出す。
そんな素敵なリーダーにいつかはなりたいと思います。
(齊藤)


























