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「情熱」という言葉が使われるようになったのは、
英語「passion」の訳語となってからだそうです。


古語に「情熱」はなく、
その言葉は近代になってから使われるようになりました。


さて「情熱」が生まれるきっかけとなった「passion」、
これにはプラスの意味"情熱"だけではなく"受難"という意味もあります。


「the Passion」はキリストの受難を指します。


ちなみに果物のパッションフルーツは、
その花の姿が十字架にかけられたキリストに似ていることから
その名がつけられたそうです。


さて、一見すると相反している"情熱"と"受難"、
「~せずにはいられない」「抗えないもの」と捉えると、
なんだか共通しているように思えませんか。


本当の意味で "情熱をもつ" とは、

・ そうせずにはいられない
・ その思いには抵抗できない程の強烈な力に取り憑かれた状態

を指すのだろう、と改めて思いました。


(森下)

【80号】「現場の声」

2009年3月19日 09:40

「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ!!!」

このフレーズ、記憶に残った方は多くいるのではないでしょうか?
「ハッ!」とされた方も多いのでは??

百聞は一見に如かずという言葉もあるように、何事もその"現場"を知る事が
大事ですよね。

我々が多くの時間を過ごし、"生きがい"や"やりがい"を見付け出せる会社においても、
現場では常に色々な事が起こっています。
経営者やマネジメントクラスの方はどれだけ現場を知っているのでしょうか?
現場のナマの声はなかなか上層部に上がりづらいものですよね。
だからこそ、それらの声を吸い上げる仕組みが、強い組織を生み出すのだと思います。

知っている"つもり"は知らない事と一緒です。

足を運んで自分の耳で聞いて目で確かめなければ、実情は分からないものです。
"あなた達の事を気に掛けていますよ"という証にもなり、
そうなると現場は俄然イキイキしてくるでしょう。 

人は誰かの役に立ちたいと思って生きているのですからね。


(まるみ)


こんにちは、船井総研の大嶽です。

みなさんは当たり前だと思うことに力を抜く癖はありませんか?
人間とはそういう生き物だと思います。
しかし、私は当たり前のことにこそ、物事の本質があるのではないかと思っています。


例えば、「挨拶」。
朝、会社の仲間に元気よく挨拶をしていますか?
帰り際に会社の仲間に元気よく挨拶をしていますか?


当たり前の事にこそ手を抜かずに当たり前にやることが大切なのです。


「基本が大事」


とは、聞きなれた言葉ですが、
今の時代だからこそ基本に立ち返ることが経営も仕事も人生にとっても大切な事だと思います。


是非一度考えてみてください。


(大嶽)

【78号】「32歳」

2009年3月12日 15:10

3月7日で32歳になりました。

世界中誰しも32歳と1日目は通過する中で、
皆様それぞれどのような風景が見えているのでしょうか。

変かもしれませんが、こんなことを考えます。

ジョンレノンは32歳と1日目どこで目覚めて何を考えて何をしていたのだろう?とか、
織田信長はどうだったのであろう?とか、
桑田圭祐は?尾崎豊が生きていたら?松田優作は?とか、
考えを巡らせてしまいます。

自分はどうなのかな......、と。

死ぬ気で人生に臨んでいるのだろうか?と考えている時点で多分違うとか思いつつ、
悩みを止めて日々の流れに又のります。

周りから見て"魅力的"、自分から見て"充実"と言える状態なのでしょうか。

上に挙げた方々は私が同じような生き方ができたらと思ったことがある人達です。

もっと鬼気迫らなくてはならないと言い聞かせます。


(佐久間)

本年、9月10日(木)に開催される情熱経営フェスタ2009
実行委員会の一員である私も、昨年から企画について多くの打合せを重ねてきました。そして導き出された一つのテーマが、標題にも掲げました『行動』です。

やりたいこと、やるべきこと、やらねばならないこと。これらに自らの持てる全ての力を注ごうと思った時、最初の一歩を踏み出すことが最も大変なはじめの一歩となります。


また、最初の壁にぶつかった時や、長期に渡る事柄の場合の中だるみなど、人が行動を起こす上で常にやってくる妥協や諦めの誘い。


これらを乗り越え、常に最高のパフォーマンスを実現するために......。これこそ情熱の成せる技なのではないかと私は思います。


私も船井総研のデザイナーとして、デザイン業務を行っていると、時間やコストを言い訳につい妥協の虫が騒ぎ始める時がありますが、そのたびに何故自分はデザインを仕事に選んだのか。この先、自分はデザインとどう向き合って生きていくのかを考えることで、情熱の炎を燃やすように心がけています。


少しでも良いものを。
この精神は情熱なくしてはあり得ません。様々な制約があったとしても、その中で真にベストを尽くす。
この厳しい時代に最低限必要な要素であり、最大限力を注ぐべきことなのだと考えています。


(山田)

【76号】「威厳が大事」

2009年3月 6日 16:54

私の尊敬する人にプロ野球・東北楽天の監督、野村克也さんがいます。
豊富な知識と、卓越した野球哲学で知られる人ですが、

「片親で育ててくれ、高校まで行かせてくれた母を楽にしたい。」

という思いで、選手としてテスト生から三冠王までのし上がり、監督として日本一3回を実現した、実は情熱家です。

野球知識をつけたり、データ分析を始めたのも全てこうした思いがベースになっています。


そんな野村監督の言葉には、経営者やビジネスマンにも好評で、最新の書籍「ああ、監督」からも学びが多くあります。


同著の中で、組織のトップやリーダーに求められる要素の一つに

「威厳」

があるといいます。


今行われている野球の世界大会「WBC」を例に挙げ、日本代表の監督に推したい人として、現中日ドラゴンズ監督の落合博満氏、4番打者に推したい人として、現福岡ソフトバンクホークスの松中信彦氏をあげているのも、その「威厳」を選んだ理由の一つとしています。


「威厳」は見た目を変えるだけではつかず、その人の仕事への取り組みスタンスや哲学、経験から生まれるものであるように思います。

一朝一夕ではつかない「威厳」だからこそ、人の心や、成果に与える効果も大きいのです。


結果として、現在のWBCの監督は現読売ジャイアンツ監督の原辰徳氏、4番は北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀氏が努めています。

彼らの威厳、そしてそのもたらす効果にも注目したいですね。


(橋本)

最近、ありがたいことですが多方面から「手伝ってほしい」と声がかかります。

そんな時、いつも「仕事がまわるかな」という考えが頭をよぎり、その一方で「頼まれごとは試されごととして受けるべし」という気持ちと葛藤します。
だからこそ、日頃から「今ここ」の集中力を発揮して、前倒し、前倒しで仕事を終わらせ、いつも心に余裕を持っておきたいものです。


今まで丸一日かかっていた仕事を半日で終わらせて、新たな仕事にとりかかる、これを船井総研では「仕事の圧縮付加」と言います。
売り場で陳列を圧縮付加すると売上が上がるのと同様に「仕事の圧縮付加」をすると人は成長します(当然、生産性が上がる)。


「夢☆実現フォーラム」でもご講演いただいた植松努さん。植松電機では会社全体でこの仕事の圧縮付加に取り組んでいます。
すなわち、本業の稼働率を下げて、宇宙(ロケット)開発に挑戦されていること、これはまさしく仕事の圧縮付加です。


本業にかける時間を圧縮して、さらにハッピーな未来をつくる仕事を付加していく。
恐慌の今こそ、こんな発想が必要ではないでしょうか?
ある意味で、不況期は圧縮付加で能力を高め、エネルギーを蓄える時期なのかもしれません。


未来をつくる仕事が軌道にのり、本業から自分を解放した時、ものすごい力を発揮できるはず。

「今の仕事を考えることだけで精一杯」と自社の能力を制限するのではなく、今の仕事を2/3あるいは3/4の時間で終えられるように努力し、残りを未来の仕事に投じていく。
自社の人と組織の能力も向上しますし、何より「今の行動が未来の幸せにつながる」と考えて仕事をすれば心が豊かになります。


さぁ、今こそ、仕事の圧縮付加です。


(石田)