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    <title>モチベーションアップ・社員研修・若手研修・管理職研修にも活用できる情報を発信します｜情熱経営プロジェクト</title>
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    <updated>2011-09-30T02:24:52Z</updated>
    <subtitle>社員研修・若手研修・管理職研修に活用できる情報や仕事に情熱を注ぐためのヒントを発信します。｜船井総合研究所　情熱経営プロジェクト                              </subtitle>
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    <title>VOL28 柿沢直紀</title>
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    <published>2011-09-12T02:10:05Z</published>
    <updated>2011-09-30T02:24:52Z</updated>

    <summary>＜インタビュアー ： 林 信吾・山本 雄幸＞ 柿沢直紀氏 プロフィール野菜を利用...</summary>
    <author>
        <name>funai_mt</name>
        
    </author>
    
        <category term="インタビュー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://passion-web.jp/">
        ＜インタビュアー ： 林 信吾・山本 雄幸＞ 柿沢直紀氏 プロフィール野菜を利用したスイーツ（野菜スイーツ）の専門店「パティスリーポタジエ」を運営する株式会社イヌイの代表取締役。年間約200日、日本全国の産地を飛び回り、農家や農業関係者、行政の方々と会い、実際に現場に立ち、土に触れている。現在の農業の実態を現場レベルで知り尽くし、現在は新しい農業、日本文化のあり方を模索し、提案、発信している。平成…
        <![CDATA[
<div class="int_nametxt">（<strong>赤字</strong>：インタビュアー、黒字：株式会社イヌイ　柿沢直紀氏）</div>


<div class="inter_box1">
<p><strong>― 起業した頃のお話をお聞かせください。
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>柿沢：</b></td>
<td>27歳のときに会社を設立し、28歳で宇都宮市にオーガニックカフェ イヌイをオープンしました。当時は「ダメかもしれないけど、やってみる価値はある」という気持ちでした。<br>
起業当時、私も現場に入っていました。普通、夫が料理を作り、妻が外でサービスするという構図だと思うのですが、当社の場合は逆です。妻が料理を作って、私が料理を運んでいました。<br>
その他にも、経理や広報、経営そしてサービスと、飲食業が初めてで、経営も初めての身で全部やっていましたね。

</td>
</tr>
</table>
<br>


<div class="inter_box1">
<p><strong>― 全国を飛び回り、農家の方とお話する中で得られる情報というのは、どの時期に何ができて、何が美味しいというようなことですか？
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>柿沢：</b></td>
<td>それもあるんですが、もっと細かく言えば、どういう土づくりをやっているのか、今の土の状態はどうかということですね。あと、聞くだけではなく、こちらからも各地域の情報を与えています。だからこそ、その方からも情報をもらえますので。<br>
日本の様々な地域の農業の現状に関する情報は、行政でも持っていない情報だったりします。様々な地域の成功例や失敗例などを、地域の農業を主軸とした6次産業化や活性化という様々な活動の中で、僕らがお手伝いするときに役立てられたらと考えています。<br>
私たちは日本で一番農業寄りのお菓子屋で、農業寄りのお寿司屋だと思っています。そのためにも農業の現状は知らなければならないし、変えなければならないと思っています。
</td>
</tr>
</table>
<br>


<div class="inter_box1">
<p><strong>― 農家のために尽力されているんですね。
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>柿沢：</b></td>
<td>農家の"ために"という気持ちはありません。"ために"というのは上から目線ですよね。そうではなく、農業の"おかげ"でケーキを作れていると思っています。農業がなければケーキ屋は成り立ちませんからね。
</td>
</tr>
</table>
<br>



<div class="inter_box1">
<p><strong>― 商品開発も手掛けられているとお聞きしましたが。
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>柿沢：</b></td>
<td>各地域の特産品や、生産者をクローズアップした企画、その地域の野菜を使ったケーキの開発なども手がけています。</td>
</tr>
</table>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top">　　</td>
<td>有名なところであれば、横浜の「ありあけのハーバー」ですね。このハーバーの野菜バージョンの商品開発に携わりました。これは柿沢安耶が神奈川県の「食の大使」を務めている繋がりで、神奈川県と一緒に取り組んだプロジェクトですね。<br>
</td><td width="260" align="left" valign="top">
<img src="http://passion-web.jp/img/Interview28_01.jpg" alt="神奈川の特産品をクローズアップした企画「ベジタブルハーバー」"width="250" height="217" style="MARGIN: 5px 0px 0 5px"></td>
</tr>
</table>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top">　　</td>
<td>神奈川県としては、 "お土産"ということで、神奈川県の食材を利用した、しっかりとした"土の産物"を作りたかったというわけです。そこで、神奈川県が「ありあけのハーバー」の製造元に話を持ちかけ、スタートしました。ですから、このお菓子の中には、三浦かぼちゃ、湘南ゴールド、津久井在来大豆など神奈川の特産品が入っています。</td>
</tr>
</table>
<br>


<div class="inter_box1">
<p><strong>― 農家の方から、自分のところの野菜も使って欲しいと殺到されるんじゃないですか？
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>柿沢：</b></td>
<td>土づくりをしっかりとしている畑で取れた野菜しか私たちは使いません。私の場合、実際に畑を見に行き、野菜を食べ、その生産者の農業哲学をお聞きしています。
</td>
</tr>
</table>
<br>




<div class="inter_box1">
<p><strong>― お話を聞いていく中で、<a href="http://www.potager.co.jp/" target="_blank">ポタジエ</a>というお店がどんどん拡大していくのでは？と思っているのですが。
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>柿沢：</b></td>
<td>今まで、百貨店や商業ビルのデベロッパーなどからも出店のお誘いをいただきますが、丁重にお断りしております。それは、今は規模の時代ではないという考えが基になっているからです。私たちは"価値"は拡大しても、"規模"は拡大しなくて良いと考えています。売るのはモノではなくて、"コト"（価値、ストーリー）です。<br>
ですから、この中目黒の<a href="http://www.potager.co.jp/" target="_blank">ポタジエ</a>も売り上げは特別上がらなくてもいいんです。このお店はとにかく美味しいお菓子をいつも作り、良いサービスができればそれで成立しています。。菓子屋ですが、ただ菓子を売らないというか。菓子をただたくさん売り続けるというのは、消費(規模)の社会ですよね。それはもう20世紀で終わっていると思います。私たちが作っているケーキの"価値"や"コンセプト(ストーリー)"を全国の方に買ってもらっている。それが重要なことだと思っています。
</td>
</tr>
</table>
<br>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"></td>
<td><img src="http://passion-web.jp/img/Interview28_02.jpg" alt="パティスリーポタジエのHPより、（左）ベジロール・トマト（右）キャロットチョコフラン"width="410" height="175" style="MARGIN: 0px 0px 0px 0px"></td>
</tr>
</table>
<br>

<div class="inter_box1">
<p><strong>― 規模を拡大していかない、ということで、従業員の方々の次の成長のステージ（昇格など）をどう用意してあげようとお考えですか？
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>柿沢：</b></td>
<td>このお店（ポタジエ）の売り上げは維持していきますが、価値の拡大として、ポタジエのお店の価値、そのアジアでの価値、アメリカでの価値とどんどん拡大していくわけです。実際にアメリカや香港などでは、工場やビジネスパートナーの選定が進んでおり具体的に動き出しています。従業員にはそのようなところでも活躍してもらいたいと思っています。
</td>
</tr>
</table>
<br>




<div class="inter_box1">
<p><strong>― 寿司屋を開店されたのにはどのような理由があるのですか？
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>柿沢：</b></td>
<td>私たちは、ケーキ屋でありながら、農業のこと、世界の食のニーズなども考えてきました。農業を俯瞰しつつ世界目線構想力で飲食業を考えた結果、お寿司屋開業にいたりました。<br>
日本はお米と発酵の文化ですよね。あと、お寿司は社会コンテンツとして十分通用します。<br>
これから食の産業において、寿司という世界中誰でも知っているようなものを私たちは一つのコンテンツとして売ることができるんです。今、そのコンテンツの売り先をどこにするのか決めています。まずはバルセロナなのかロンドンなのか、ハンブルクなのか。そして、それをアジアに展開していく予定です。世界に切り込んでいくためのコンテンツを今しっかりと育て、そのコンテンツをどんどん海外に発信していく、というのがこの数年の目標になっています。
</td>
</tr>
</table>
<br>


<div class="inter_box1">
<p><strong>― 海外でも今後ビジネスを展開していかれるとのことですが、国内での動きというのはありますか？
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>柿沢：</b></td>
<td>2011年10月にオープンする、仙台の農産物直売所ではケーキ屋を併設します。地元の農家が出した野菜の売れ残りや、形の悪いものをケーキ屋がお菓子にし、お店で販売します。○○さんのトマト、□□さんの大根など、生産者のわかっているものが菓子になって出てくるんです。<br>
ちなみに、農産物直売所はここ10年間、年間10％以上伸びている成長産業なんです。ただ、これから購買の中心となっている団塊世代の消費が落ちてくるのと連動して売り上げも頭打ちになっていくと思います。それで、戦略顧客である若い世代にも直売所に来客してもらいたいということで、このような取り組みを行うことになったんです。ですから、お菓子について勉強するため、農協の職員の方が2人、3ヶ月間、ポタジエのお店に研修に来ていましたよ。
</td>
</tr>
</table>
<br>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top">　　</b></td>
<td>ポタジエのお店一店舗では、野菜の使用量というところで言えば、使用できる野菜の量は限られているので日本の農業に大した応援ができません。ですから、日本の農業を応援する活動によって、世の中のノイズを上げたり、農業というもののイメージアップを図ったりしています。
</td><td width="260" align="left" valign="top">
<img src="http://passion-web.jp/img/Interview28_03.jpg" alt="株式会社イヌイ　代表取締役　柿沢直紀氏"width="250" height="207" style="MARGIN: 5px 0px 0 5px"></td>
</tr>
</table>



<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top">　　</td>
<td>あとは、農産物自体のブランド価値を上げていくということですね。川下（加工する側）でブランディングすることで、川上（農業）のブランディングにも繋げていきたいと考えています。そういうやり方で農業のイメージ、野菜の可能性というものを応援していきたいですね。<br>
あとは、地域では、地元の特産品を活かしたお土産の開発やイベントなどを行っています。そうすることで、地域の生産者と消費者を結びつけることもできます。これは私たちしかできない応援の仕方だと思っています。<br>
また、お寿司でもデモンストレーションの要望が増えていて、11月は小豆島で講演した後、小豆島の野菜を使ったお寿司のデモンストレーションをやります。そして、今後は、レストランと組み、地域の旬を全て盛り込んだお寿司屋のようなものもプロデュースできると考えています。<br>
私たちが思うのは、かなり尖ったことをやり、価値をつくり、実績をつけることで国内でもコンテンツが売れるということですね。<br>
</td>
</tr>
</table>
<br>

<table>
<tr><td width="50" align="left" valign="top">　　</td>
<td width="260" align="left" valign="top">
<img src="http://passion-web.jp/img/Interview28_04.jpg" alt="野菜寿司"width="250" height="197" style="MARGIN: 5px 0px 0 5px"></td>
<td>フランスに蕎麦屋が、ドイツにお団子屋が1万件あったらどう思いますか？日本人からすれば異常だと思うと思います。ただ、日本のお菓子業界ではそれが普通になっているんですよ。日本は受け入れるばかりなんです。</td>
</tr>
</table>
<br>
<table>
<tr><td width="50" align="left" valign="top">　　</td>
<td>音楽に例えるならば、ビートルズのコピーバンドが多すぎるということ。ビートルズのコピーバンドでは、ビートルズを超えるバンドは生まれません。もっと日本の音色を世界に通用するメロディーに変えて奏でれば良いと思うんです。尺八、和太鼓、津軽三味線などの和の音色をギターやドラムと共に新しい曲として形づくる。オリエンタルな要素もありながら、西洋のメロディーにも沿ったようなメロディーができると世界でもウケる日本の音楽になっていくと思うんです。お菓子でも同じことです。
</td>
</tr>
</table>
<br>


<div class="inter_box1">
<p><strong>― 柿沢様は日本の文化を世界に受け入れられるように形作っていく、コーディネーターになっていかれそうですね。
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>柿沢：</b></td>
<td>先駆者の方々の後を追いかける形になりますが、そういうことはすぐにでもやっていかなければならないと思っています。今日本のアニメやコミックが世界で評価されてきていますが、食文化に関しても日本の料理人や寿司職人が海外でもっともっと伝えに行ってもらいたいです。
</td>
</tr>
</table>
<br>



<div class="inter_box1">
<p><strong>― やはり尖ることが大事になりますか？
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>柿沢：</b></td>
<td>振り子で言えば振り切ることですね。<br>
私たちは世界一の魚のお寿司にはなれませんが、簡単に世界一の野菜寿司のお店を作れるんです。実際に今のお店は世界一だと思っています。まあ一軒しかないので当たり前ですが(笑)、野菜のこだわり方が違いますからね。野菜の調達から、調味料の選定まで。全て野菜に合うために考えに考え抜いていますから。野菜同士の相性や、煮方、焼き方、湯で方など、私たちはそこを熟知しています。
</td>
</tr>
</table>
<br>



<div class="inter_box1">
<p><strong>― 最後に、柿沢様が情熱的な経営者だと思う方はどなたかいらっしゃいますか？
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>柿沢：</b></td>
<td>企業変革請負人の株式会社チェンジの福留さんですね。年に何度か一緒に食事して情報交換しているのですが、いつもいい刺激を受けています。
</td>
</tr>
</table>
<br>


<br>
<div class="int_kanso">
<img src="http://passion-web.jp/img/Interview23_03.gif" alt="編集後記"><br>
<div class="int_kansotxt">柿沢様とは2、3年前に一度お会いしているのですが、その時、お話されていたことをこの数年で一つ一つ形にされていることは、やはり柿沢様のスゴさだと思います。<br>
また、野菜スイーツもお世辞抜きに本当に美味しいです。私は何度もポタジエに通っています。思いだけでなく、味でもしっかりと成果を出しているのがこの野菜スイーツ専門店「ポタジエ」の強みではないでしょうか。<br>
これからの柿沢様の手掛けられる「価値の拡大」、楽しみです。<br><br>
<p align="right">インタビュアー　林 信吾</p></div></div>
]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>VOL27 三城賢士 池田親生</title>
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    <published>2011-07-22T07:08:49Z</published>
    <updated>2011-07-25T02:36:29Z</updated>

    <summary>写真向かって左：三城賢士氏、右：池田親生氏＜インタビュアー ：  林 信吾＞ 合...</summary>
    <author>
        <name>funai_mt</name>
        
    </author>
    
        <category term="インタビュー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://passion-web.jp/">
        写真向かって左：三城賢士氏、右：池田親生氏＜インタビュアー ：  林 信吾＞ 合同会社ちかけん プロフィール 熊本・阿蘇を拠点にし、熊本を代表するお祭りの一つ「みずあかり」など竹を利用した「竹あかり」の創作(指導)・プロデュースを手がける。また、竹あかり使用後の竹を堆肥化し、農業利用するなど、環境循環型ビジネスにも取り組む。情熱経営フェスタ2010の会場装飾も手がけた。 ■合同会社ちかけんHP →…
        <![CDATA[
<div class="int_nametxt">（<strong>赤字</strong>：インタビュアー、黒字：合同会社ちかけん　三城賢士氏、池田親生氏）</div>
<div class="inter_box1">
<p><strong>― お二人は大学を卒業した後、すぐに合同会社ちかけんを設立したとのことですが、それにはどのような経緯があったのですか？
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>三城：</b></td>
<td>大学時代、二人とも、同じ研究室に所属していました。
その研究室では、地元の竹を利用した「竹あかり」という祭りを通して町を活性化する「まつり型まちづくり」に取り組んでいます（<a href="#machi">※1</a>）。
</td><td width="260" align="left" valign="top">
<img src="http://passion-web.jp/img/Interview27_01.jpg" alt="みずあかり（熊本県）の様子"width="250" height="185" style="MARGIN: 5px 0px 0 5px"></td>
</tr>
</table>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"></td>
<td>
通常、祭自体は1、2日で終わってしまいますが、私は、それを日常のまちづくりにどう利用していくのか、どう影響を与えさせていくのか、ということを研究のテーマとしていました。<br>この竹あかりは、本当に幻想的で美しく、祭の会場に足を運ばれた来場者の中にはファンになる方も多くいらっしゃいます。<br>
ですから、当時から、地元の飲食店や高級ホテルなどの方々から、「ウチでもやって欲しい」という声を多くいただいていました。<br>
それで、私たちはこの竹あかりを祭のときだけ利用するのではなく、結婚式場や各種イベント会場などで利用できればビジネスになると考え、大学院卒業後、すぐに起業しました。
</td>
</tr>
</table>
<br>

<div class="inter_box1">
<p><strong>― 「竹あかり」は竹を利用していますが、それにはこだわりがあるのですか？</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>池田：</b></td>
<td>はい。現在、全国各地いたる所で放置竹林の増加により、土砂崩れや田畑を侵食する、杉・ヒノキを枯らすなど、「竹害」と呼ばれる問題が起きています。<br>
通常、竹林における一本一本の竹の間隔は、傘を差してその中を歩けるくらいがベストな状態だと言われています。しかし、今は全く手を付けられておらず、竹林の中に入ることすらままならないという竹林も少なくありません。<br>
私たちはこの「竹害」となる竹を間伐し、竹あかりとして利用することで、祭という側面だけでなく、環境問題解決型の取り組みを行っています。<br>
また、竹あかりは非常にシンプルで、誰でも穴を開けさえすれば作ることができますが、私たちはそれが大事なんだと考えています。
誰か有名なアーティストを呼んできてお祭（イベント）をやるのではなく、自分たちの街は自分たちが作ったもので飾る、という意識が街づくりに繋がっていくんだと思うのです。
<br>
また、竹は無限の可能性を秘め、さらに、旺盛な繁殖力を持つために、持続可能な資源として利用することができます。今では、竹あかりで利用した竹を竹炭にしたり、粉砕し、約1年発酵させ、竹肥料として再利用もしています。
そして、その竹肥料を利用して、自社の農園でお米や野菜などを作っています。<br>
このように、「人」と「まち」と「竹」を無駄にすることなく、循環させることで、ちかけんの作品は完成すると考えています。</td></tr></table>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"></td>
<td><img src="http://passion-web.jp/img/Interview27_02.jpg" alt="みずあかり（熊本県）の様子"width="411" height="285" style="MARGIN: 0px 0px 0px 0px"></td>
</tr>
</table>
<br>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"></td>
<td>
また、自分たちのノウハウは全てオープンにしています。
自分たちとしては、「ちかけんはいなくなったけど、竹やぶがきれいになったね」と言われるようになれば良いという考えですね。
そのときは自分たちは竹ではない日本の他の問題に対してアプローチし、そこでビジネスとして上手く回るような仕事を手がけていければいいと思っています。<br>
それが会社のコンセプトの一つでもあります。
</td>
</tr>
</table>
<br>


<div class="inter_box1">
<p><strong>― 現在はどのようなところで竹あかりを行っているのですか？</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>三城：</b></td>
<td>ちかけんとしてのメインイベントは地元熊本で行われる「熊本暮らし人祭り『みずあかり』」で、このお祭りには毎年数万人の観光客がいらっしゃいます。<br>
私たちはこのお祭りに総合監修という形で関わらせていただいており、実際にのべ2,000人以上のボランティアの皆さんと一緒に竹を切り出し、竹あかりを作成すところから、装飾のレイアウト作成まで、総合的に手がけています。
企画から実現するまでの時間や手間は本当に大変です。<br>
たった二日間の、のべ10時間足らずの時間に明かりを灯すのに、一年間かけて、企画から竹の伐採、加工、搬入などの作業までを行うわけですからね。
<br>
みずあかりの他にも、昨年の年末には熊本県とコラボレーションし、表参道・裏原宿に竹あかりを装飾しましたし、"ap bank fes"での装飾など、全国各地のイベントに呼んでいただけるようになりました。<br>
結婚式場やホテル、飲食店の装飾はコンスタントに手がけさせていただけるようになり、忙しいときはトラックで寝泊りしている状態です。
</td>
</tr>
</table>
<br>

<div class="inter_box1">
<p><strong>― 竹あかりの仕事とは話がズレますが、東北地方太平洋沖地震後、被災地でボランティアをされているとお聞きしましたが？
</strong></p>
</div>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>池田：</b></td>
<td>震災が起こった次の日に熊本から車で被災地に向いました。
被災地に向うにあたり、「行っても意味がない。邪魔になるだけだ」と非難の声が上がったのも事実ですし、自分としても「興味」の面も確かにありました。<br>
ただ、これから日本が大きく変わるのは直感的に感じたし、誰よりも先に自分の目で見て、九州に情報を持ち帰り、そして、その中で自分たちのできることをやっていきたいと思ったんです。
<br>
それで、実際に現地に着いたらまず、様々な人に「自分たちの力は役に立つのか」ということを聞き、欲しいものを聞いていきました。その情報を持ち帰りながら、熊本では同時進行で若手でチームを作り、私たちが熊本に帰った時点で物資を集め始めた。<br>
その結果、30tの物資と、300万円の寄付金を集めることができました。<br>
現地では、自分たちで動き、情報を拾いながら手探りで支援を続けたのですが、市の指定した避難所には物資が届いていたものの、それ以外の多くの避難所には満足できる物資は届いていないことがわかりました。ですから、自分たちはそのようなところを中心に支援しました。<br>
また、震災後、被災者の子供たちをリフレッシュを兼ねて熊本に連れて帰り、マッサージやお好み焼きの作り方を覚えてもらうなどの活動も行っています。
その子供たちは避難所で実際にマッサージやお好み焼き作りを実践し、他の被災者の皆さんに喜んでもらっているようです。
</td>
</tr>
</table>
<br>

<div class="inter_box1">
<p><strong>― 現地に行き、心境に変化はありましたか？</strong></p>
</div>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>池田：</b></td>
<td>まず、「これからは私たちがやっていることや考え方が活きる時代が来る」と思いました。<br>
今まで、「環境循環」や「チャリティーイベント」というものはどこかパフォーマンスとして見られていましたが、これからは皆のハートのど真ん中に刺さるのではないかと思うのです。<br>
自分たちはお金のことを考えずに被災地に向かいましたが、結果として、自分たちを資金面からも応援してくれる企業の方がいました。<br>
動く人、お金を出してくれる人、モノを出せる人との間でしっかりとネットワークを組むことで、多種多用な動きができていくとも思うのです。<br>
そう言った点では今回の震災では、自分たちは人間の体であれば頭ではなく、手の部分の役割だったのだと思います。目の前に倒れている人がいれば何も考えずに手を差し伸べる。そういう動き（役割）ですね。<br>
ただ、反面、被災地の光景と被災者の生活状態を目の当たりにし、自分たちは弱い存在であるとも痛感しました。もし、被災地が熊本県なら、企業としての体力がない自分たちは誰よりも弱い立場だったのではないでしょうか。<br>
これからは、年齢を重ねたとき、このような状況でもフレキシブルに対応できる考え方、そして会社を作っていきたいですね。
</td>
</tr>
</table>
<br>
<div id="machi"></div>
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0"><tr><td valign="top"><div class="cyusyaku">（注釈 ※1）</div></td><td><div class="cyusyaku">まつり型まちづくりとして取り組んでいる例<br>
・<a href="http://www.takeyoi.com/" target="_blank">うすき竹宵</a>（大分県臼杵市）<br>
・熊本暮らし人祭り「<a href="http://mizuakari.net/pc/index.html" target="_blank">みずあかり</a>」（熊本県熊本市）</div></td></tr></table>

<br>
<div class="int_kanso">
<img src="http://passion-web.jp/img/Interview23_03.gif" alt="編集後記"><br>
<div class="int_kansotxt">合同会社ちかけん様とは同郷ということもあり、学生時代からの付き合いなのですが、彼らの作品の美しさはもちろん、その人柄の良さとフットワークの軽さに多くの人たちが彼らの周りに集まり、一種のコミュニティを形成しています。
熊本では、そのコミュニティをきっかけとして、老若男女、様々な職業、立場の人たちが協力し、新たな街づくりの取り組みも始まっています。
これから重要になるキーワードの一つにコミュニティ型ビジネスという言葉があります。
合同会社ちかけん様には、公共性と収益性のバランスを上手く保ち、是非、コミュニティ型ビジネスの先駆けとなっていただきたいと思います。<br><br>
<p align="right">インタビュアー　林 信吾</p></div></div>

]]>
    </content>
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    <title>VOL26 出口治明</title>
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    <published>2011-06-27T04:50:35Z</published>
    <updated>2011-07-06T01:07:30Z</updated>

    <summary> ＜インタビュアー ：  志水 康裕＞ 出口治明（でぐちはるあき）氏　プロフィー...</summary>
    <author>
        <name>funai_mt</name>
        
    </author>
    
        <category term="インタビュー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://passion-web.jp/">
         ＜インタビュアー ：  志水 康裕＞ 出口治明（でぐちはるあき）氏　プロフィール 大学を卒業後、日本生命保険相互会社に入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当。 出口氏は日本生命退社前にもインターネットを使った生保をやろうと考えたことがあった。いろいろな企業に出資協力を仰いだが、彼らの大株主は生命保険会社であるため、「大株主の機嫌を損ねたくない」と軒並み断られてしまった。ネットを使った生保が出…
        <![CDATA[
<div class="int_nametxt">（<strong>赤字</strong>：インタビュアー、黒字：ライフネット生命保険株式会社　代表取締役社長　出口治明氏）</div>
<div class="inter_box1">
<p><strong>― 今回のインタビューは、「組織は戦略に従い、戦略は思いに従う」をテーマにお話をお聴きします。<br>事業をはじめた思いにはどのようなものがあったのですか？
</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>出口：</b></td>
<td>生命保険会社は金融機関です。金融機関を作るためには、日本の現在の所得がどうなっているかを知ることが最も重要です。日本の平均所得は平均15～16%減少しています。その中でも、20、30代の子育て世代の所得が最も減少しています。人生の中で最もお金がかかることは子供を育てることです。若い人の所得が小さいことが最も大きな少子化の原因だと私は考えています。<br>
ラッキーなことに、たまたま生命保険会社を作る機会を与えてもらえました。そこで、インターネットを使って、保険料を半額にし、安心して子供を育ててほしいと思い会社を設立しました。<br>
世帯一人当たりの所得を考えると、20代で174万円、30代の183万円しかありません。その中で、大手生命保険会社が売っている保険は平均1万5千円/月です。それでは、若い世代は保険料を払えないと思ったのです。<br>
そうした状況から、保険料を半分にしようと思ったのです。
</td>
</tr>
</table>
<br>

<div class="inter_box1">
<p><strong>― なぜ、保険料を半額に出来たのでしょうか？</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>出口：</b></td>
<td>保険料は、ビールと一緒です。なぜ、同じビールが、コンビニで購入すれば200円であるのに対して、居酒屋では500円するのでしょうか？それは、物件費、人件費がかかるからです。<br>
それと同じことが保険でも起きています。日本の死亡率はどの生命保険会社が計算しても一緒です。そのため、純粋な保険料は一緒になるはずです。しかし、保険の価格は保険会社によって異なります。これは、実店舗の経費と人件費（インタビュアー補足：こういったものを付加保険料と呼びます）の問題です。<br>
大手の生命保険会社は全国に1500店舗が存在します。それに対して、ライフネットはインターネットの中にしか店舗がありません。このため、保険料を安くすることが出来るのです。
</td>
</tr>
</table>
<br>


<div class="inter_box1">
<p><strong>― ライフネットでは、業界でタブーとされていた付加保険料について情報開示を行ったわけですが、業界の軋轢は感じませんでしたか？</strong></p>
</div>

<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>出口：</b></td>
<td>新規参入するということは、既存業界が嫌がるのは当たり前。軋轢がなく新規参入することはありえません。人と同じことをして儲かるはずがありませんし、大手の会社と同じことをして、大手に勝てる訳がありません。<br>
業界のタブーはお客様のためではなく、業界を守るために存在するのです。新規参入するためには、お客様の支持を得ることが重要です。理念に沿って正しいと思うことを真っ正直にお客様に提示することが当社の根本理念なのです。'常識を疑うことから科学は始まっていく'という名言がありますが、既存の常識・慣習を捨て、何に基づいて行動するのかという理念がなければベンチャーの成功はないと思っています。
</td>
</tr>
</table>
<br>

<div class="inter_box1">
<p><strong>― お客様のために正直になるとはどういったことでしょうか？
</strong></p>
</div>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>出口：</b></td>
<td>正直になることとは情報公開しかありません。情報を小出しにすると、お客様は疑心暗鬼になってしまいます。<br>
どの業界においても売る側、買う側で情報のかたよりがあります。それをなくしていきたいと私たちは考えています。<br>
現在までの保険業界の営業はプッシュ型の営業でしたが、ライフネットはプル型の営業です。誰もライフネットを買ってくれという人はいません。そのため、手数料など全ての情報を開示してお客様に考えてもらうことが重要なのです。ネットというモデル自体が、情報を開示して、お客様に選んでもらうということでしか存在しえません。お客様に正直でありながら、既存業界との軋轢もないといういいとこどりは出来ないのです。
</td>
</tr>
</table>
<br>

<div class="inter_box1">
<p><strong>― 出口社長にとって、会社を経営してきた中で、いいとこどりが出来ないと感じた出来事は例えば他に何がありましたでしょうか？</strong></p>
</div>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>出口：</b></td>
<td>お客様からお電話があり、こんなことを言われたことがありました。「こんなに安い保険を作ってくれてありがとう。ただ、私はPCも携帯も持っていません。紙で申し込みたい。」<br>
その際、私はその申し出をお断りするしかありませんでした。ライフネットのビジネスモデルはPC、携帯だからこそ安い保険料を可能にしているのです。もし、紙の申し込みを可能にした場合、紙をチェックし、打ち込むという作業が増えてしまいます。それでは、安い保険料を実現することが出来ないのです。
もし、「ライフネットはPCや携帯を持っていない人間は見捨てるのか」と言われれば、その通りだと答えるしかないのです。
</td>
</tr>
</table>
<br>


<div class="inter_box1">
<p><strong>― 戦略を選んでいる時点でお客様を選んでいるということでしょうか？</strong></p>
</div>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>出口：</b></td>
<td>どんなビジネスでも、全国100%の人に同じサービスを提供するのは無理です。大手生命保険会社は「お客様から電話後、30分で伺います」とうたっていますが、大手生命保険会社でもカバー出来ない地域があります。全国一律のサービスは不可能です。このため、どこで割り切るかを決める必要があります。保険料の半額を提供するためには、残念ながら、弊社のサービスを提供できないお客様も存在しえるのです。
</td>
</tr>
</table>
<br>

<div class="inter_box1">
<p><strong>― 計画の中に売上の予測はあったのでしょうか？</strong></p>
</div>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>出口：</b></td>
<td>売上は金融庁に出した計画通りに進行しています。(インタビュアー補足：保険業は、内閣総理大臣の免許を受けた者でなければ、行うことができません。また、財務の健全性を担保するため、約100億円の資本を必要とし、10年以内の黒字が見込めることが必要です。親会社に保険会社をもたない独立系の保険会社として免許を取った保険会社は1934年以降ありません。)<br>
大きくは5年間で保有契約数15万件を目標にしています。現在は6万件ですが、毎月8%保有契約数が増加しておりますので、5年間で15万件は十分達成可能と思います。（インタビュアー補足：ライフネットの営業開始が2008年5月であるため、毎月8%で保有契約数が増加すると仮定した場合、5年で45万件の保有契約数になります。）<br>
また、計画通り、20～30代のお客様が8割を占めています。日本の生命保険は毎年1500万件の新契約が存在します。ライフネットの契約数はこれからも伸びると考えています。
</td>
</tr>
</table>
<br>


<div class="inter_box1">
<p><strong>― ライフネットのビジネスモデルでは販促にお金をかけることが非常に難しいと思うのですが、販促はどのようにされていますか？</strong></p>
</div>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>出口：</b></td>
<td>お金をかけずに、講演会と本の出版で認知度を高めています。<br>
私も副社長の岩瀬も合わせて、講演会を年間200回行っています。本を書いたり、講演会で全国各地で話をする中で、メディアに取材にきてもらえるようなモデルにしています。このようなやり方のヒントはさわかみ投信株式会社の代表取締役の澤上さんに教えていただきました。
</td>
</tr>
</table>
<br>



<div class="inter_box1">
<p><strong>― 採用はどうしているのでしょうか？ベンチャー企業の大変さはなかったでしょうか？</strong></p>
</div>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>出口：</b></td>
<td>情報発信をすることで人が集まりました。特に、副社長の岩瀬のブログを見て人が集まりました。<br>
弊社の理念に共感してくれ、まだ会社創業前（保険業の許可が出るまで）から他の会社を辞め、弊社に来てくれた社員がいます。だからこそ、会社のために一生懸命働いてくれると思うのです。社員の仲もいいですし。<br>
社員が70人しかいませんし、創業後3年ですが、運動部は8つあります。マラソン部は去年の那覇マラソンに初挑戦し、全員完走しています。会社自体は3年目でまだ赤字ですし、補助金はまだ出せていないのに皆自発的に行動をしています。
</td>
</tr>
</table>
<br>


<div class="inter_box1">
<p><strong>― 採用の基準は会社を好きなことでしょうか？</strong></p>
</div>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>出口：</b></td>
<td>それもありますが、基本は自分の頭で考えることが出来る人を雇っています。ベンチャーは人と同じことを考えていては勝つことが出来ません。そのため、人とは違うことを考えることが出来る人を採用しています。<br>
昨年から定期採用を行っていますが、新卒の定義は30歳未満とし、難しいテーマを与えて、論文のみで評価しています。論文を書かせるということは、その人が他の人と違うことを考える力を持っていることを見ること、また、そのアイディアを数字とロジックでビジネスプランとして作成する力があることを見ています。<br>
情熱があり、同時に自分で行動できる人材を弊社は必要としています。
</td>
</tr>
</table>
<br>


<div class="inter_box1">
<p><strong>― では、次に質問を変えて、戦略をいかに組織に落としているのかについてお聞きしたいと思います。</strong></p>
</div>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>出口：</b></td>
<td>ライフネットは定年がない会社です。定年がないということは、年功序列がないということです。もし、60歳という定年がある場合、60歳に向けて、役職を上げてあげる必要があります。つまり、定年があるということは、年功序列とセットの考え方だと思います。<br>
一方、弊社では、10数人いるマーケティング部門の部長は29歳で部長になりました。能力主義を徹底しているのです。<br>
また、女性の活用もさかんです。保険業界は女性セールスが多い業界ですが、47社ある保険会社の中で、女性の常勤の取締役がいるのは、ライフネットのみです。<br>
我々のお客さまが20代～30代だからこそ、webサイトを作成しているマーケティング部もお客さまの目線で考えられる20～30代が多数なのです。お客様が困っていることをより知っているのは、同じ年代、同じ性別なのです。<br>
銀座で買い物しているのはほとんど女性です。物を買うのが女性ならば、女性の琴線に触れるものを作るためには、供給側に女性がいる必要があるのです。女性に活躍してもらうのが、日本経済を復活させる鍵だと思います。
</td>
</tr>
</table>
<br>

<div class="inter_box1">
<p><strong>― では、評価は完全に能力主義なのでしょうか？</strong></p>
</div>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>出口：</b></td>
<td>はい。能力の評価が年俸制度として反映されます。評価にはマニフェストを使用しています。マニフェストを左に書き、それに対して、今年は自分が何をしたのかを右側に社員に書いてもらっています。それは、事務職であっても同じです。後は、個人の成績とグループ全体の掛け算で評価しています。人間は公正な評価を求めます。このため、出来るだけ数値化することで評価しようと努力しています。<br>
弊社の場合、個人の成績はマニフェストに沿って能力を評価しています。評価する際には、マニフェストの項目に対して評価を数値化し、能力を客観的に見える化するようにしています。評価は半年ごとに行っています。<br>
まず、次の半年の目標設定を行い、半年後にその目標に対して評価するというしくみです。評価の際には社員に書いてもらった自分の評価を元に、部長からのフィードバックを行い、社員と部長の評価のずれに双方が納得するまで話し合いを行うとともに、次の半年の社員がしたい目標と、部長のやってほしい目標が一致するまで議論させます。<br>
その後、役員全員で社員の評価を行っています。マニフェストの各項目で、ランクがアップしたと評価された場合は給料のランクアップをみとめております。<br>
しかし、弊社は年次による給料のベースアップはしておりません。それは、株主からしてみれば、まだ2年しか立っていなくて、赤字の会社がベースアップするのは違和感があるためです。
</td>
</tr>
</table>
<br>


<div class="inter_box1">
<p><strong>― 会議設計はどうしているのでしょうか？</strong></p>
</div>
<table>
<tr>
<td width="50" align="left" valign="top"><b>出口：</b></td>
<td>会議は必要があったときにのみ開催しています。開催は目的をはっきりした上で、必要だと感じた人が提案することにしています。また、社内の会議では、報告・確認は基本、30分。議論は1時間としています。<br>
また、会議では紙を追放しています。データはプロジェクターでスクリーンに映しています。<br>
弊社にはほとんどルールがありません。皆が自分で考え、行動しています。組織は、部長（管理者）がいなくても、回るのが理想です。<br>
組織経営の根幹は誰かがいなくても、自分で行動できる組織を作るのが最も強いんです。お互いがお互いを助け合い、考えて行動できる、誰もが下手であっても全てに対して守備で切る会社を目指すのが最も理想だと私は思います。
</td>
</tr>
</table>
<br>

<div class="int_kanso">
<img src="http://passion-web.jp/img/Interview23_03.gif" alt="編集後記"><br>
<div class="int_kansotxt">私は、会社の根幹は理念だと思います。理念がない会社は成長しないと思います。<br>
同時に、10億以上の会社であれば、理念と同時に戦略も必要と感じます。<br>
理念を現実にするために、物事を一から考え直し、論理を組み立てる。それが経営者に求められます。<br>
理念を戦略にのせることで、売上は増加し、同時に理念に共感した人が集まる。だからこそ、ルールの会社が生まれるのだと思います。<br>
ところで、今回のインタビューは東北大震災の直後に行われました。その際、私が最も印象に残った言葉があります。それは、「今後の日本を復興させるのは、運良く地震を逃れることが出来た我々です。世の中には自粛ムードがあるが、自粛していても経済は良くならない。日本を復興させるためにも一生懸命働きましょう」という言葉です。日本における課題を我々はもっと真剣に考える必要があると私は感じました。<br><br>
<p align="right">インタビュアー　志水 康裕</p></div></div>

]]>
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    <title>【２２３号】「１－０か、０－１か」</title>
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    <published>2010-12-27T04:23:39Z</published>
    <updated>2010-12-27T04:37:38Z</updated>

    <summary>私は野球を観るのが好きなのですが、最近のプロ野球にだんだん興味が薄れています。理...</summary>
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        私は野球を観るのが好きなのですが、最近のプロ野球にだんだん興味が薄れています。理由はいろいろあるでしょうが、本当のプロフェッショナルが日本にいなくなっているからというのもその理由の一つです。 そんな中で、すでに引退してしまった選手の１人で、プロとして実績を残した元・ヤクルトの古田さんがいます。 以前、スポーツ新聞を読んでいたら古田さんの取材記事が載っていました。野村ＩＤ野球のＤＮＡを持つ、球界の頭…
        
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    <title>週刊「情熱経営」　No. 128　社員が誇れる会社をつくる（２）</title>
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    <published>2010-12-20T01:58:40Z</published>
    <updated>2010-12-20T02:01:53Z</updated>

    <summary>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 情熱（オモイ...</summary>
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        ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 情熱（オモイ）を仕事（カタチ）に ～Our Passion makes the Future～　　　　　 *:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:**:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.*:.:*:.:*:.:*:.:*: 週刊「情熱経営」  ― No. 128 ―　2010/12/19号 株式会社　船井総合研究所…
        
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    <title>【２２２号】「外発的動機づけから内発的動機づけの時代へ」</title>
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    <published>2010-12-20T01:51:59Z</published>
    <updated>2010-12-20T02:07:04Z</updated>

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        先日、信頼資本財団という公益財団法人からシンポジウムのご案内をいただきました。シンポジウムのテーマは、人と社会を動かす動機付けが、従来の「利己×外発的動機付け（お金や地位等）」から「利他×内発的動機付け（人の喜ぶ顔が見たい、社会への貢献等）」へと変化しているといった内容でした。 弊社創業者船井幸雄も現会長小山政彦もあと数年で人々の意識が大きく変化すると予測していますが、私の中では信頼資本財団が言う…
        
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    <title>【２２１号】「仕事中に広告を見ていて気づいたことつれづれ」</title>
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    <published>2010-12-14T02:16:03Z</published>
    <updated>2010-12-14T02:17:16Z</updated>

    <summary>こんにちは！情熱経営プロジェクトの橋本です。 今年は拠点が大阪になったこともあり...</summary>
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        こんにちは！情熱経営プロジェクトの橋本です。 今年は拠点が大阪になったこともあり、 移動量が圧倒的に増えた一年でした。 私は概ね新幹線での移動が多いのですが、 駅や新幹線というのは人が多い分、 色々な広告があり、勉強になります。 例えば、今年特に目立ったのはデジタルサイネージ。 液晶などでチラチラ動く広告を見せられると印象的です。 新幹線でもグリーン車ならデジタルサイネージが導入されはじめています…
        
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    <title>週刊「情熱経営」　No. 127　社員が誇れる会社をつくる</title>
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    <published>2010-12-13T03:30:49Z</published>
    <updated>2010-12-13T03:35:26Z</updated>

    <summary>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 情熱（オモイ...</summary>
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        ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 情熱（オモイ）を仕事（カタチ）に ～Our Passion makes the Future～　　　　　 *:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:**:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.*:.:*:.:*:.:*:.:*: 週刊「情熱経営」  ― No. 127 ―　2010/12/12号 株式会社　船井総合研究所…
        
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    <title>週刊「情熱経営」　No. 126　企業の軸を定める</title>
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    <published>2010-12-06T01:05:10Z</published>
    <updated>2010-12-06T01:10:10Z</updated>

    <summary>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 情熱（オモイ...</summary>
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    <title>週刊「情熱経営」　No. 125　ほめあう風土がなければ長続きしない</title>
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    <published>2010-11-29T05:48:19Z</published>
    <updated>2010-12-06T01:07:01Z</updated>

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    <title>【２２０号】「関空のトイレお掃除」</title>
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    <published>2010-11-29T03:40:36Z</published>
    <updated>2010-11-29T05:00:01Z</updated>

    <summary>札幌から関空に到着して次の仕事先に向かおうとしていた時の話です。  関空から会社...</summary>
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        札幌から関空に到着して次の仕事先に向かおうとしていた時の話です。  関空から会社に向かうのにJRに向かって歩いていき、電車に乗ろうと思ったのですが、トイレに行きたくなったためトイレに入ろうとしました。 トイレ清掃スタッフがトイレの入り口に三人いました。女性が1人、男性が二人。掃除中かなと思って入るのを躊躇していたら、「どうぞお使いください」と元気な声。私はトイレに入りました。すると外にいた三人の方…
        
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    <title>週刊「情熱経営」　No. 124　変な会社を目指そう</title>
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    <published>2010-11-22T03:29:14Z</published>
    <updated>2010-11-22T03:32:31Z</updated>

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    <title>【２１９号】「組織一体化とレッテル貼り」</title>
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    <published>2010-11-22T00:58:45Z</published>
    <updated>2010-11-22T01:20:24Z</updated>

    <summary>先日、リーダー・管理職研修の中で１コマ「組織一体化」をテーマに研修させていただき...</summary>
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        先日、リーダー・管理職研修の中で１コマ「組織一体化」をテーマに研修させていただきました。 一時、読売ジャイアンツが他チームからホームランバッターばかりを寄せ集めして、低迷していた時期がありました。一人ひとりがどんなに優秀であっても、同じような才能の組み合わせでは大きな価値を生むことはできないわけです。 異なる才能を組織の目的達成に活かしきった時に大きな価値が生まれます。 なかなか理解を得られにくい…
        
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    <title>週刊「情熱経営」　No. 123　誇りを持てる会社作りの１０カ条</title>
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    <published>2010-11-19T06:08:34Z</published>
    <updated>2010-11-19T06:09:50Z</updated>

    <summary>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 　情熱（オモ...</summary>
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        ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 　情熱（オモイ）を仕事（カタチ）に 　～Our Passion makes the Future～　　　　　 *:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:**:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.*:.:*:.:*:.:*:.:*: 　　　　　　　　　　  　週刊「情熱経営」 　― No. 123 ―　2010/11/1…
        
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    <title>週刊「情熱経営」　No. 122　情熱コンサルタント岩崎が見た　新時代のリーダーシップのあり方</title>
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    <published>2010-11-19T06:07:19Z</published>
    <updated>2010-11-19T06:07:34Z</updated>

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        ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 　情熱（オモイ）を仕事（カタチ）に 　～Our Passion makes the Future～　　　　　 *:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.:**:.:*:.:*:.:*:.:*:.:*:.*:.:*:.:*:.:*:.:*: 　　　　　　　　　　  　週刊「情熱経営」 　― No. 122 ―　2010/11/7…
        
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